上司が高圧的で萎縮してしまう・・・
毎日がそんな状態だと心が折れてしまいますよね!
私も営業をしていた頃、部署異動で部下を萎縮させる上司の下に配属されたことがありました。
その時は毎日が地獄で、朝起きる➡とりあえず吐き気を催すといったルーティンが続きました…
会社なのでいろんな上司がいますが、はたしてそんな上司は無能なのでしょうか?
今回の内容は、
・部下を萎縮させる上司の特徴
・萎縮させる上司が部下に与える影響
・萎縮させる上司への対処法
について解説します!
このような上司だと人間関係に苦しみ、仕事への意欲も失ってしまいますよね!
もし委縮する職場なのだとしたら、すぐには改善しないかもしれませんが、改善のために行動を起こしておきましょう!
部下を萎縮させる上司の特徴とは

でははじめに部下を萎縮させる上司の特徴から見ていきましょう。
部下を萎縮させる上司の行動パターン
萎縮させる上司には、いくつかの特徴的な行動パターンがあります。
・常に否定的な言葉を使う
・部下の意見を聞こうとせず、自分の意見を絶対視する
王道のパターンとしてはまず否定から入ります。
建設的なフィードバックがあればいいですが、その時の気分などで否定されることもあります。
また、部下の意見を聞こうとせず、自分の意見を絶対視する傾向があります。
部下は自由に意見を言えず、だんだんと自分の意見を言わないようになるので、そのことも注意されて負のループに陥ります。
無能な上司が引き起こす職場の問題
無能な上司は、組織全体に悪影響を及ぼします。
典型的な問題として、以下のようなものが挙げられます。
コミュニケーション不足がもたらす悪影響
無能な上司は、しばしばコミュニケーションが不得手です。
指示が曖昧であったり、部下の意見やフィードバックを聞かなかったりすることで、チーム内の情報共有が滞ります。
部や課の業務の進行に支障をきたし、部下の不安やフラストレーションが高まります。
業務効率の低下と組織の停滞
決断力のない上司や、仕事を丸投げする上司のもとでは、業務の進行が遅れ、組織全体の生産性が低下します。
また、責任を部下に転嫁したり、部下の功績を自分のものとして主張したりする上司のもとでは、チームの士気が低下し、組織の成長が妨げられます。

自分の手柄にするのはあるあるですね!私の上司もそうでした…
萎縮させる上司が部下に与える影響

次に、そのような上司が部下に与える影響をみていきます。
部下の心理的ストレスと適応障害
萎縮させる上司のもとで働く部下は、常に精神的なプレッシャーにさらされています。
相手の顔色を伺いながら仕事をするようになり、過度のストレスを感じ、最悪の場合、適応障害やうつ病などの精神疾患を引き起こす可能性があります。

私はホントに朝起きてえずいていたのでしんどかったです…
業務パフォーマンスの低下とモチベーション喪失
部下を萎縮させる環境では、創造性や主体性が失われ、業務パフォーマンスが著しく低下します。
常に否定されることで、新しいアイデアを提案する意欲が失われ、ただ言われたことをこなすだけの受動的な姿勢になってしまいます。
キャリア形成への悪影響
部下を見守って成長させようという行動がない上司の元では、部下は適切な指導や成長の機会が失われます。
その状態が続くとやる気も失せるので部下のキャリア形成に悪影響を及ぼします。
また、上司が部下の功績を自分のものとして主張するような環境では、正当な評価を受けることができず、昇進や給与面でも不利益を被る可能性があります。

自分の評価をつけるのも上司なので逃げ場なしの状態です…
萎縮させる上司への対処法

では、このような萎縮させる上司への対処法を見ていきます。
実際に私が行った行動も合わせて記載していきます!
部下が取るべき具体的な行動
部下が取るべき具体的な行動はこちらです!
・がんばってコミュニケーションをとってみる
・スキルアップと自己防衛策を講じる
・さらに上の上司に相談する
がんばってコミュニケーションをとってみる
萎縮させる上司との関係を改善するには、コミュニケーションを頑張ってとってみることです。
例の私の元上司は他の人にも高圧的でした。
同じように吐き気を催していたM君の改善策は「がんばってコミュニケーションをとること」でした。
仕事以外での雑談や、飲みに誘ってみたりしたそうです。
すると、高圧的になる地雷などがわかるようになってくるらしいです。
少し話しやすくなったタイミングで部署異動になったのでそこで開放されたそう…
やはり上司も人間なのでコミュニケーションをとってみることが人間関係の改善にもつながるスキルだなと感じます。
ポイントとしては…
です!
スキルアップと自己防衛策
この方法は要領よくこなす中堅社員の方がやっていた方法で、その例の上司もその中堅社員には高圧的ではありませんでした。
それは、やはり仕事のスキルアップをはかることです。
常に先回りする意識で、対策を講じるクセをつけることで、指摘されるポイントを減らして高圧的な態度で話される機会を少なくすることです。
自身のスキルアップに励むことで、上司への依存度を減らすことができれば話す機会も少なくできるので一石二鳥!
また、業務の記録を丁寧に残すなど、自己防衛策を講じることで、不当な評価や責任転嫁から身を守ることができます。
さらに上の上司に相談する
この方法は私が取った行動で、さらに上の上司に相談することです。
風通しのよい会社では気軽に相談できそうですが、会社の社員も多いとさらに上の上司と話すことはしにくいものです…
私の場合、他の年配社員の方と仲が良く、相談するとさらに上の上司へ相談するようアドバイスをもらいました。
その年配社員の方とさらに上の上司とのパイプも強かったようでスムーズに相談することができました。

1対1で話す時間を取っていただけました。
相談するとかなり心が軽くなりました。
その後、高圧的な上司も地方に飛ばされて、私も部署異動したので接点はなくなりました。
この方法は、一番即効性があり効果的な手段だと思います!
自分に仕事での非があまりないのであれば上の上司に相談してみてはいかがでしょうか?
組織としての対策と大事なこと
組織としてはどのような対策を取ればいいのでしょうか。
成長する組織としての在り方を記載します。
管理職教育の重要性
この高圧的な上司問題は、組織全体の問題として捉え、管理職教育を徹底することだと思います。
リーダーシップスキルやコミュニケーション能力の向上を図り、部下を適切に指導・育成できる上司を育てることが、職場環境の改善につながります。
健全な職場環境づくりのポイント
オープンなコミュニケーションを促進し、部下の意見を尊重する文化を醸成することが大切だと思います。
定期的な360度評価の実施や、匿名での意見収集システムの導入など、組織の透明性を高める取り組みも効果的だと思います。
萎縮させる上司や無能な管理職の問題は、個人の努力だけではどうにもならないので、組織全体で取り組むべき課題だと思います。
まとめ
今回は、
・部下を萎縮させる上司の特徴
・萎縮させる上司が部下に与える影響
・萎縮させる上司への対処法
についてお伝えしました。
今の現状が地獄なのであれば行動あるのみです!
私のように誰かに相談してアドバイスをもらうのも、自分を高めるのも対策の一つです。
この記事で現状が改善されることを祈ってます・・・