大企業に勤めていると、周囲から見たらいい印象に見られがちですが、実際に中で働いていると辛いことが結構あります!
大企業ならではの苦労やストレスが存在します…
私も中小企業から一部上場企業まで勤めていましたが、大企業だからこその悩みやプレッシャーがあり、辛いと感じる時がありました!
今回の内容は、
- 大企業勤めで感じる辛さ・大企業あるある事例
- なぜ不満が生まれるのか?原因と対策
についてお伝えします!
今辛いと悩んでいる方にとっては共感いただける内容ではないかと思います!
また、辛くて精神的にもキツイ場合は逃げ出す勇気も必要です。
辛い場合の対策も記載しているので、ピンとくるものがあれば行動してみてはいかがでしょうか!
大企業勤めで感じる辛さは?大企業あるあるの事例
大企業特有の構造や文化から生まれる「大企業あるある」の事例を紹介していきます。
以下に、代表的な7つの事例を詳しく見ていきましょう。
非効率的な業務
大企業では、業務が非効率に行われている場合があります。
いわゆる昔ながらのやり方です!
非効率な仕事の進め方が従業員を悩ませる大きな要因となる場合があります。
これは、組織の複雑さと規模の大きさに原因があり、みんな改善したいと考えているが声に出せないか、流れを変えるのにいろんな問題が発生するので時間がかかってしまいます。
私が勤めていた企業で例を出すと、単純な決裁作業です。
このデジタルの時代で、テレワークをすすめているのに、紙ベースでの決済フローになっています。
複数の部署を経由したり、同じ情報を何度も違う形式で記載しなければならない…
全て承認のハンコをもらわないと次に進めない…
こんな売上にもつながらない社内作業にムダに長時間かかったりして、煩わしさを感じる時もありました。
このような非効率な業務プロセスは、モチベーションが下がるだけでなく、売り上げにつながる生産性のある仕事に割く時間を奪ってしまいます。
大企業に勤めている方にはいくつか非効率的な業務があるのではないでしょうか…
意思決定の遅さと柔軟性の欠如
大企業あるある2つ目として、意思決定の遅さと柔軟性の欠如があります。
いわゆる小回りが利かないということです。
これは、組織構造の複雑さと、リスク回避のためが主な原因です。
具体的には、新しいプロジェクトの承認に何ヶ月もかかったり、市場の変化に対応できずに競合他社に遅れを取ったりする事例が多々あります。
私が勤めていた会社でも、商品決定してから発売まで1年かかりました…
商品企画やマーケティングを含めると発売まで2,3年かかってます…
そのため、市場の流れに遅れを取ることもありました…
生産ロット数なども多いので仕方がありませんが、ビジネスチャンスの損失や従業員のフラストレーションにつながったりします。
個人の能力が評価されない評価システム
大企業あるある3つ目として、個人の能力や努力が適切に評価されないことです。
これも従業員の不満につながる要因の一つです。
年功序列であったり、形式的な評価基準であったりと、実際の貢献度や能力が反映されにくいです。
例えば、業務効率化の良いアイデアを出しても、それが既存の評価基準に合わないために評価されないケースや、若手社員の努力が単に「当然のこと」として扱われるケースがあります。
自分が提案した新サービスで会社の利益が大幅に増えたのに、評価はほとんど変わらなかったといったケースもあります…
組織が大きい分働く人も多いのでどうしても評価項目は形式化されてしまい、貢献したとしても会社に吸収されてしまう場合が多いです…
私の同僚も重要な仕事をしていたのに、部署としては売上が下がったのであまり評価されていませんでした…
結局その同僚は辞めてしまいましたね…
人間関係のストレス
大企業あるある4つ目として、人間関係のストレスです。
これは、どの企業にも少なからずストレスは存在しますが、大企業では組織構造の規模も大きく、長年の企業文化によってもストレスは大きくなってしまいます。
具体的には、上下関係の厳しさ、部署間の対立、非公式なパワーバランスなどが、働く人に精神的負担をかけています。
私も経験がありますが、上司の機嫌を伺いながら仕事をするのが日常的になり、会社に行くことを考えると吐きそうになった時期もありました。
大企業では、いろんな人が働いていて、いろんな価値観があるので合わない人も多く存在します…
新しい事への挑戦意欲低下
大企業あるある5つ目は、新しいことへの挑戦意欲が低下しがちです。
大企業ではリスク回避が強い傾向にあるので、どうしても安定志向や失敗を恐れる企業文化になりがちになります。
例えば、新しい提案をしても「前例がない」という理由で却下されたり、「昔はこれでうまくいった!」など保守的な戦略しか取れなくなったりするケースが多々あります。
企業も生き残っていくためには変化しなければならないのですが、「リスクが高い」ことにもチャレンジしていかなければなりません。
大企業では、成功が確約されている状態でないとOKもらえないパターンもあり、新しい挑戦を提案することを考えるとハードルが高く、挑戦しようとする意欲すらなくなってしまいます…
入社した時はこうしていきたいと理想がありましたが、いつの間にかそんな情熱も薄れてしまいます…
ルールやマニュアルの固執
大企業あるある6つ目は、ルールやマニュアルが多く固執してしまっていることです。
リスク回避や標準化を重視するあまり、柔軟性や創造性が失われてしまいます…
マニュアルを徹底するように教育されているので、状況に応じて臨機応変な対応ができない…
顧客のニーズに柔軟に対応しにくいといった事例もあります。
お客様の要望に応えたくても、マニュアル外のことはできないと会社で決められているとフラストレーションもたまってしまいます。
このようなルールやマニュアルは問題発生を防ぐためや、誰でも一定の仕事ができるようにという目的で作られていますが、あまりにも多いと働く社員も窮屈さを感じてしまいます…
私の同期も「自由がない!」と言って、個人経営の会社に転職していきました…
顧客視点の欠落
大企業あるある7つ目は、会社の論理や都合が優先され、顧客視点で物事を考えられていないという点です。
このあるあるは、組織の肥大化や、市場との直接的な接点の減少が主な原因です。
顧客のニーズよりも社内の意向を優先した製品開発や、顧客からのフィードバックが現場に届きにくいといったことで起こってしまいます。
私が働いている会社の新商品開発会議でもこんなやり取りがありました↓
「このターゲットには〇〇色と〇〇色が安パイだから!」
「このデザインは前によく売れていたものに似ているから!」
など…
確かに正解はふたを開けてみないとわかりませんが、そこに顧客視点での会話は少なかったように思います…
過去に成功体験があるのも、今の市場の顧客ニーズを考えられない要因の一つだと思います。
なぜ大企業でも不満が生まれるのか?原因と対策
では、なぜ不満が生まれるのでしょうか…
不満が生まれる原因と対策を探っていきたいと思います!
組織構造の複雑さ
1つ目は組織構造の複雑さが原因です。
業務量が増えれば当然人が増えますし、組織も細分化されて各担当に振り分けられます。
部門が増えれば部門間の連携不足も多くなり、意思決定の遅延につながったり、業務効率が悪くなったりします。
規模が大きくなれば、その分組織も増やさなければなりませんが、いろんな問題が発生しやすくなるのも事実です…
この対策としては、組織をピラミッド型ではなくフラット型にすることです。
また、クロスファンクショナルチーム(部門横断して知識や経験のある人材を集めたチーム)の導入によって、部門間の壁が取り払われて、迅速な意思決定を促進することができます。
個人の対策としては、地道に他部署と交流を持って、独自で人脈を構築していくやり方がベストです!
クロスファンクショナルチームも導入されてもうまく機能するかどうかという問題もあるね!
軌道に乗るまでは時間がかかるかも…
評価制度の不満
大企業では、年功序列を基準とした評価制度が導入されていることが多いです。
先述した通り、若手やできる人が功績をあげても評価されにくい体質になっています。
年配の方も活躍している企業も多いですが、やはりメインで会社に貢献する年代は30代~40代かと思います。
そんな社員よりも、柔軟性がなくなっている50代のほうが給与が多ければ不満は出てきます。
大企業のいいところは福利厚生が手厚いところです。
昔頑張った年配層に手厚く手当するのも大企業の特徴だと思います。
子供が大きくなっている50代が一番お金がかかるから仕方ないところもありますよね…
対策としては、自分の部署で功績を上げ続けるしかないかと思います!
存在感をアピールし続けることで会社に認知されるようになります。
社会的責任と個人の価値観ギャップ
大企業には社会的責任が求められますが、これが個人の価値観とギャップが生まれると不満になります。
先述した通り、大企業は細かな対応もマニュアル化されており柔軟性が乏しいです。
その企業の方針との間で葛藤を感じ、不満を抱くケースがあります。
対策としては、上司とのコミュニケーションです。
上司とのコミュニケーションが取れない場合は、さらに上の上司や人事で話せる人とコミュニケーションを取ることをおすすめします。
私も上司とコミュニケーションが取れない場合は話せる人に相談したこともあります…
また、社内で開かれるイベントにも積極的に参加してみると不満やストレスの解消につながることもあります!
コミュニケーション不足
大企業では、部門間や階層間のコミュニケーション不足で不満が生まれる場合があります。
こうありたいという自分の考えを発信する場がなければフラストレーションもたまってしまいます。
コミュニケーション不足は生産性の低下につながります。
対策としては、定期的な全社ミーティングの開催や、社内SNSの活用など、オープンなコミュニケーションチャネルの構築です。
少し個人ではハードルが高いですが…
また、上司と部下の1on1ミーティングを定期的に実施し、双方向のベクトルを合わせることが不満発生の防止につながります。
社内で部活などがあれば積極的に参加してみると、他部署の人とつながりができて結構楽しいです!
刺激不足
大企業は、安定性を重視するところが多いので、刺激が不足しがちです。
刺激が少ないと仕事をしていてもワクワク感がなくなります…
仕事がワクワクしない場合の対処法はこちら↓
仕事がマンネリ化すると、新しいことに挑戦する意欲も無くなってくるので会社としての発展がなくなります。
会社の体勢が変わらない場合の対策としては、社外で刺激を求めることです。
私がおすすめするのは副業を始める事!
大企業では副業NGのところがまだまだ多いですが、しっかりと対策すれば会社にバレることはありません!
私も一部上場企業に勤めながら副業していますがバレていません(笑)
今の収入で不自由はないとしても、老後は不透明です…
そんな老後のためにも、今個人で稼げる力を養うことが大切だと思います。
今は企業の傘の下で生活出来ていても、いざ退職すれば傘からでなければならないので、生きていける力が必要です。
副業でおすすめしているのが、SNSを活用したビジネスです!
今やSNSは生活の一部になっています。
企業もSNSの重要性に気付いているので、どんどん参入している市場です!
今後も伸びる事は間違いないと思います!
そんなSNSで稼ぐことができるスクールがあります。
企業で生活のための収入を得ながら、副業で楽しみの収入を得る!
1万でも2万でも毎月の収入が増えると生活も精神的にも潤います!
稼ぐ力をつけると自由が増えます!
将来のためにも今行動してみませんか?
まとめ
今回は、
・大企業勤めで感じる辛さ・大企業あるある事例
・なぜ不満が生まれるのか?原因と対策
について解説しました!
辛いと感じる原因は様々ですが、だいたいは記載している事例に当てはまったのではないでしょうか?
大企業=安心 ではない時代です。
いつまでも受け身では何も変わりません…
辛いと感じるのであれば何かしらの行動をすることで未来は変わります!
行動していきましょう!